今市地区について
地理的概要と交通環境
今市地区は、3地区4自治会からなり、木田・和田・都川の3地区と接するほか、雲井山から雲月山にかけ南北に走る中国山地を背に金城町と接しています。面積は、都川地区に続いて広い約29平方キロメートルで、地区中央を縦断する家古屋川沿いの平坦地は、集落や耕地が開けています。

今市は、古くから物資取引の中心地として栄え、交通路が発達してきました。なかでも、浜田市と広島市を結ぶ主要地方道浜田八重可部線は、石見地方の文化・経済の振興をもたらす主要幹線道として利用されてきました。平成3年12月には中国横断道(浜田道)が開通し、旭インターチェンジに直結したアクセス道の整備がなされました。
公共交通機関は、木田・和田・瑞穂方面を往復する浜田市生活路線バスのほか、石見交通バスが運行する今市線、中国JRバス・石見交通・広島電鉄が合同で運行する浜田・広島間の高速乗合バス(いさりび号)があります。また、平成21年10月から坂本地区において市が委託運行するデマンドバス(予約乗合型タクシー)の運行が開始し、現在週1回運行されています。
公共交通網が脆弱な今市地区において、交通手段の確保、わけても車を運転しない高齢者の足の確保は今後とも重要な課題と言えます。
